ルーレット オッズ ハウスオッズ 控除率

ルーレットのオッズ・配当

前回の記事「ギャンブルの還元率や控除率」で、「還元率」や「控除率」の説明と共に、日本ギャンブルとカジノの還元率の比較を紹介しました。

 

ここではルーレットの控除率※についてもう少し詳しく紹介します。

 

おらさいですが「控除率」は「胴元がどれだけ利益を得ているか」を表します。仮に控除率20%の場合、あなたが賭けた1万円のうちの2千円は胴元の利益になるようにオッズが設定されています。

 

ルーレットは色々なチップの置き方ができますが、配当(オッズ)は賭け方によって異なります。また、実は控除率も賭け方によって若干異なるのが特徴。

 

控除率の高い賭けを続ければ、その分負ける確率は高くなります、

 

 

ルーレットのオッズ・控除率一覧

下記はルーレットのオッズ(配当)と控除率の一覧です。

 

ルーレットのオッズ(アメリカンルーレットの場合)

賭け方

名称

オッズ・配当

(ハウスオッズ)

確率上の

本来のオッズ

控除率
(ハウスエッジ)

1点賭け ストレートアップ

36倍

38倍

5.26%

2点賭け スプリットベット

18倍

19倍

5.26%

3点賭け ストリートベット

12倍

12.67倍

5.26%

4点賭け コーナーベット

9倍

9.5倍

5.26%

5点賭け ファイブナンバー

7倍

7.6倍

7.89%

6点賭け ダブルストリートベット

6倍

6.33倍

5.26%

1ダース12点賭け ダズンベット

3倍

3.17倍

5.26%

1列12点賭け カラムベット
赤/黒賭け カラー

2倍

2.11倍

5.26%

奇数/偶数賭け オッドイーブン
ハイロー賭け ハイロー

 

アメリカンルーレットは、ほとんどの賭け方で控除率は「5.26%」です。

 

ファイブナンバー(5点賭け)の配当が少し低くなってますね。

 

 

ルーレットのオッズ(ヨーロピアンルーレットの場合)

賭け方

名称

オッズ・配当

(ハウスオッズ)

確率上の

本来のオッズ

控除率
(ハウスエッジ)

1点賭け ストレートアップ

36倍

37倍

2.7%

2点賭け スプリットベット

18倍

18.5倍

2.7%

3点賭け ストリートベット

12倍

12.33倍

2.7%

4点賭け コーナーベット

9倍

9.25倍

2.7%

5点賭け ファイブナンバー

7倍

7.4倍

5.4%

6点賭け ダブルストリートベット

6倍

6.11倍

2.7%

1ダース12点賭け ダズンベット

3倍

3.08倍

2.7%

1列12点賭け カラムベット
赤/黒賭け カラー

2倍

2.06倍

2.7%

奇数/偶数賭け オッドイーブン
ハイロー賭け ハイロー

 

ヨーロピアンルーレットは、ほとんどの賭け方で控除率は「2.7%」です。

 

アメリカンルーレットよりだいぶ有利です。

 

配当自体ははアメリカンルーレットと同じでも、ヨーロピアンルーレットはシングルゼロ(ゼロが1つ)のため、オッズ・控除率の観点ではお得なのです。

 

0が1個か2個かだけでで大きな違いですね。

 

もし選べるならヨーロピアンルーレットをやった方が断然有利です。

 

補足(用語説明 オッズ・ハウスオッズ)

オッズと控除率の関係についてもう少し詳しく説明します。
細かい話なので興味のない人は飛ばしてよいです。

 

控除率(ハウスエッジ)とは

まずおさらいとして、「控除率(ハウスエッジ)」というのは簡単に言えば胴元の利益です。

 

パチンコ屋もカジノもビジネスですから利益を出さなければ運営できません。例えば確率1/2の賭けで2倍の配当を出してしまってはカジノは利益が出せないため、維持費や従業員への給与などを捻出できません。よってギャンブルには控除率が設定されています。

 

控除率があることにより、
ある賭けにてプレイヤーが受け取る賞金は、確率上の倍率より低い金額になっています。

 

オッズ(ハウスオッズ)とは

プレイヤーがある賭けに対してどのくらいの配当賞金を得られるか、は「オッズ(配当)」で表されます。

 

例えばルーレットの数字1点賭け(ストレートアップ)に$1賭けて当たった場合、得られるチップは賭け金含めて$36。つまりオッズは「36倍」という事になります。

 

しかしこの「36倍」というオッズは、実は本来の確率よりは低く設定されたものであり、これは本来「ハウスオッズ」と呼びます。

 

(ユーザは通常ハウスオッズという言葉は意識せず、単に「オッズ」と呼んでいます。)

 

 

上の図はアメリカンルーレットのレイアウトですが、見ての通り、数字の種類は0、00、1-36の38種類です。だから数字1点賭けが当たる確率は1/38ですが、数字1点賭けが当たった場合のオッズは「36倍」に設定されています。

 

これがハウスオッズです。

 

確率的に考えたら「38倍」が妥当で、これが「(確率上本来の)オッズ」と言えます。

 

 

例えば・・

アメリカンルーレットルーレット 数字一点賭けの場合

 

ハウスオッズ 36倍
オッズ(確率上) 38倍
控除率 (1-36/38)*100 = 5.26%
ハウスエッジ $38-$36 = $2 (*)カジノの利益、手数料、テラ銭

 

という感じです。

 

ギャンブルは統計的に控除率の数値にだんだん近づいてゆきます。

 

つまり長くプレイすればするほど、マイナス5.26%という値に近づきます。

 

短期的な視点では、例えば5万円使って20万になる日も珍しくありませんが、この収支はやればやるほど平均化します。

 

もしも仮に毎日の様にカジノに通って「トータルで100万円」勝負したとしたら、多くの人は「トータルでは5万円以上負ける」確率が高くなります。

 

※仮に競馬の場合は「20万負ける」です。(→日本のギャンブルとの還元率・控除率比較

 

 

勝ちたければなるべく控除率の低いゲームを選ぶのも一考です。

 

 

資金管理や攻略法・スキルを駆使していかに控除率の壁を破るか。

 

なんだかんだギャンブルは面白いですよね。

 

 

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